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2023年04月28日

東京マルイ MK18 ガスブロ ハンドガード分解

東京マルイのMK18(電動、ガスブロ共に)のハンドガードが分解できないということで




色々調べてみました
ネット上では分解不可(メーカー分解非推奨)の記述を散見することができました
「ちょっと、それ一体どういうこと!?」と思いさらに調べてみると
ダニエルディフェンス社とのライセンス関係で分解不可ということらしい
「ほ~ん」と呑気に思っておると、さらに気になる記述がありました

『ハンドガードはもちろん、アウターバレル、インナーバレル、チャンバーパッキンなども
交換不可
チャンバーパッキンを交換する場合はマルイに送るしかない』

「は?」と思い更に調べていくと

・傷つく前提での分解作業になるため普通のショップも手を出したがらない
・そもそも分解に必要な工具すら出回っていない

ハンドガード、アウターバレルはもちろん
インナーバレルやチャンバー回り
消耗品であるはずのパッキンまでも自力での交換不可

では分解には何が必要かと考えて、出た結論が「専用工具」です
分解するだけならば、レイルロックナットを貫通ドライバなどでコツコツ回せばいいのですが破断の恐れがあります
(レイルロックナット切断というあまりにも理不尽な選択をせざるを得ない状況も見かけました)
実はレイルロックナットもバレルロックナットもマルイのパーツ販売で購入できます
私はお世話にはなりませんでしたが、ロックナットが壊れてしまっても
パーツで買えばいいと思えるだけで、作業に向き合う心が楽になりました
しかし私は組み直す時に専用工具無しでは困ると思ったので制作に取り掛かりました
専用工具があればロックナットの破損も防げると考えました

使用したパイプは
長さ300㎜
外径30㎜
厚さ2㎜
のステンレスパイプでした




ハンドルに使用した丸棒は
径8㎜
のステンレス丸棒でした




最初はグラインダーで大雑把に削り
リュータ―で整えました
少し削って合わせて確認
なかなか気が遠くなる作業でしたが、ここで焦って削りすぎては良くないので
気長に作業を進めて行きました
合わせる時にはパイプの中にチラシでスペーサーを作り
アウターバレルとパイプのガタを除いて削る個所を見極めていきました





使った一般的な工具と特殊な工具




・石頭ハンマー(1.5kg)←重要、小さい金づちでは多分ロックナット回らない
・専用工具(鉄パイプとステン棒で作ったやつね)
・ライラクスのM4レンチ
・バーナー
・CRC
・万力(傷がつかないよう革(手芸で買った奴)で接地面保護、かまぼこ板をスペーサーに(隙間があると動き回って力が伝わらない))
・グラインダー
・リュータ―
(追記:パイプにハンドルのステン棒を通す穴をあけるためにドリルも必要)


特殊工具が完成したら万力でしっかりハンドガードを固定してハンマーで叩いて回しましょう
特に
かまぼこ板などで万力とハンドガードの隙間を無くす
ハンドルの遊びや万力のぐらつきなどを無くす
ハンマーの力がしっかり伝わるように固定する
ということが重要に思いました

レイルロックナットにCRCを吹いて一晩寝かせ、翌日バーナーで炙り
ハンマーでごちごち叩き続けると遂にレイルロックナットを回すことに成功しました
感動ものでした





分解できたら樹脂パーツなどの確認をしました
バーナーの熱やCRCで溶けていないか等

CRCなどの除去を含めた清掃
私はチャンバー回りやパッキンは交換覚悟でCRC吹きまくりましたが
分解清掃してみて部品の多さに唖然
変形等無くて済みましたが、CRCの使用は控えた方がいいのかもしれません
と言ってもバーナーかCRCか、どちらも樹脂パーツには負担がかかるので痛し痒しといったところです

これだけの工具を揃えるのにも結構なお金がかかりました
幸い我が家にはでかい万力、グラインダーやリュータ―はありましたが
バーナーや石頭ハンマー、専用工具の材料費など
けっこうな出費でした

※(この記事は私が勝手に東京マルイ MK18 ガスブローバック(次世代電動は知らん)のハンドガードを分解し、その過程を組み戻したりするときに忘れないように書き記しただけのものです
分解を推奨するものではありませんし工程もテキトーです
ロックナットは欠けたし、かっちょいいレールにも少し傷が入りました)

  
Posted by かん子 at 18:54Comments(0)東京マルイ